東証続伸、午前終値は１８９円高 米株高好感、一時１カ月ぶり高値

　１５日午前の東京株式市場は前日の米国株高を好感する買い注文が先行し、日経平均株価（２２５種）は続伸した。上げ幅は一時２００円に迫り、取引時間中として約１カ月ぶりの高値をつけた。

　午前終値は前日終値比１８９円７４銭高の１万６５７５円６３銭。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１１・５９ポイント高の１３２２・７５。

　米国の雇用状況を示す経済指標は良好で、前日の米ダウ工業株３０種平均は景気拡大期待を背景に３日連続で終値の史上最高値を更新した。東京市場でも投資家の積極姿勢が強まり、買いが優勢となった。外国為替相場の円安ドル高傾向が輸出関連銘柄の買いを誘った。

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